「インスタってリポストできるの？」「リポストのやりかたはどうやるの？」など、インスタを利用しているユーザーの中にはこのような疑問をお持ちの方もいると思います。
なお、インスタでリポスト方法はひとつではありません。本記事でインスタグラムでのリポストの方法や注意点について詳しく解説しますので、最後まで読み進めてください。
インスタグラムのリポストとは
インスタグラムのリポストとは、他のユーザーが投稿したコンテンツを自分のアカウントで再共有することです。
リポストは再投稿以上の効果が見込める作業で、コンテンツの拡散、ユーザーエンゲージメントの向上などに役立ちます。
ここからは、インスタグラムでリポストする方法について解説します。
インスタグラムでリポストする方法
インスタグラムでリポストする方法は主に２つあります。
それぞれについて解説します。
ストーリーズでリポストする
ストーリーズでは下記の方法でリポストができます。
- リポストしたい投稿の「紙飛行機アイコン」をタップ
- 「ストーリーズに投稿を追加」を選択
- 必要に応じて編集し、「投稿」をタップ
外部アプリを利用する
外部アプリを利用することでより簡単にリポストをすることができます。
- 「Repost for Instagram」などのアプリをダウンロード
- インスタグラムで目的の投稿のリンクをコピー
- アプリ内で投稿を編集
- インスタグラムに戻り、フィードまたはストーリーズに投稿
インスタグラムでリポストするメリット
インスタグラムでリポストするメリットは以下の通りです。
- コンテンツ作成のコストや時間を削減できる
- 口コミをシェアできる
- リーチの拡大
それぞれについて解説します。
コンテンツ作成のコストや時間を削減できる
インスタグラムのリポスト機能は、コンテンツ制作の負担を軽減する方法としてとても効果的です。他のユーザーが投稿した写真や動画を共有することで、自分では撮影や編集が難しい質の高いコンテンツを簡単に投稿できます。
また、自分の興味や価値観に合う投稿を見つけてリポストすることは、自己表現の一つの形であり、フォロワーに自分の好みや関心を伝える手段にもなります。
さらに、リポストは時間の節約にもなります。毎日オリジナルのコンテンツを作成する代わりに、時には他の人の投稿をシェアすることで、投稿の頻度を保ちながら、他の活動により多くの時間を割くことができます。
口コミをシェアできる
インスタグラムのリポスト機能は、ユーザーの本音の声を共有できるというメリットがあります。他のユーザーの実体験や感想を自分のフィードで共有することで、フォロワーに対してより説得力のある情報を提供できます。
例えば、ある商品やサービスを使用した感想、旅行先でのおすすめスポット、料理のレシピなど、日常生活に関する投稿をリポストすることで、フォロワーから「やってみたい」「作ってみたい」といった共感を得やすくなります。
リーチの拡大
インスタグラムでのリポスト機能は、投稿のリーチを拡大する手段としても有効です。一つの投稿がリポストされると、元の投稿者のフォロワーだけでなく、リポストしたユーザーのフォロワーにも表示されます。これにより、投稿の露出範囲が自然に拡大し、より多くのユーザーの目に触れるようになります。
例えば、あるユーザーが興味深い写真や有益な情報を投稿し、それを別のユーザーがリポストした場合、両者のフォロワーネットワークが重なり合い、新たな視聴者層にコンテンツが届きます。さらに、リポストによって拡散された投稿は、インスタグラムのアルゴリズムにおいてもより高く評価される傾向があります。複数のユーザーが関心を示している投稿として認識され、「おすすめ」セクションに表示される確率が上がり、より多くのユーザーに見てもらえる好循環が発生することもあります。
インスタグラムでリポストする際の注意点
インスタグラムでリポストする際の注意点は以下の通りです。
- 投稿主から許可をもらう
- 引用元を記載する
- リポストしたことを明記する
- 編集しない
- 商用利用をしない
それぞれについて解説します。
投稿主から許可をもらう
インスタグラムでリポストを行う際は、元の投稿者から必ず許可を得ることが重要です。許可を得る方法はいくつかあります。最も一般的なのは、ダイレクトメッセージ（DM）を送る方法です。また、投稿のコメント欄で許可を求めるのも効果的です。これは公開の場でのやり取りとなるため、透明性が高く、他のユーザーにも印象を与えられる効果もあります。
許可を得ることで、著作権問題を回避できるだけでなく、投稿者との良好な関係を築くことができます。さらに、許可をもらう過程で、投稿者とのコミュニケーションが生まれ、新たなつながりができる可能性もあります。
引用元を記載する
インスタグラムでリポストを行う際、引用元の明記が必要です。リポストされたコンテンツは、本質的に他の人の作品であり、自分のオリジナル作品ではありません。そのため、フォロワーに誤解を与えないよう、元の投稿者のクレジットを記載することが必須です。
特に注意が必要なのは、外部アプリを使用して画像をダウンロードし、自身のアカウントに再投稿する場合です。この方法は技術的には可能ですが、著作権法上のリスクがあります。そのため、前述のように必ず事前に投稿者の許可を得ましょう。
一方、インスタグラムの公式機能を使用してストーリーズにシェアする場合は、アプリ内の仕様上、自動的に元の投稿者の情報が表示されます。ただし、この場合でも元の投稿者に感謝やリスペクトを示すために、可能な限り追加のクレジット表記を行うことをおすすめします。
リポストしたことを明記する
インスタグラムでリポストを行う際、必ずリポストしたことを明記しましょう。
リポストであることを明記する方法はいくつかあります。最も一般的なのは、キャプションの冒頭に「Repost」や「リポスト」という言葉を入れることです。例えば、「【Repost】@username さんの素晴らしい投稿をシェアさせていただきます」といった形式がよく使われます
。
また、ハッシュタグを使う方法もあります。#repost や #リポスト といったタグを使用することで、一目でリポスト投稿であることが分かります。これにより、フォロワーに誤解を与えることもなくなります。
一部のユーザーは、出処が不明確な投稿を見て、無断使用や著作権侵害を疑う可能性があります。そのような誤解やクレームを未然に防ぐためにも、リポストであることを明確に示すことが不可欠です。
編集しない
インスタグラムでリポストを行う際、元の投稿内容を編集しないことは非常に重要です。これは単なるマナーの問題ではなく、著作権法に関わる重大な事項です。
元の画像や文章を無断で変更することは、著作権を侵害する可能性があります。著作権法では、作品の同一性保持権が定められており、作者の意図に反する改変は禁止されています。たとえ悪意がなくても、フィルターを追加したり、画像をトリミングしたり、テキストを書き換えたりすることで問題に発展する可能性もあるので注意しましょう。
インスタグラム公式も、著作権侵害に該当する可能性のある行為について明確なガイドラインを示しています。
- 著作権所有者へのクレジットを付けた場合
- 著作権を侵害する意図はないという免責条項を付けた場合
- この使用は公正な利用であると主張した場合
- 使用により利益を得る意図がなかった場合
- コンテンツを購入またはダウンロードした場合(購入したDVD、インターネットからダウンロードした曲など)
- 著作物を変更した場合や、著作物に独自の部分を追加した場合
- インターネットで取得できるコンテンツを見つけた場合
- 自分の録画機器にコンテンツを録音または録画した場合(映画、コンサート、スポーツイベントなどの録音や録画)
- 他の人も同じコンテンツを投稿しているのを見た場合
商用利用をしない
インスタグラムでリポストを行う際、商用利用に関しては特に注意が必要です。他の人の投稿を会社や個人の利益のために無断で使用することは、著作権法上の重大な問題に発展します。
商用利用とは、直接的または間接的に金銭的利益を得ることを目的とした使用を指します。例えば、他者の写真や動画を自社製品のプロモーションに使用したり、リポストしたコンテンツを含む投稿に広告を付けたりすることが該当します。
このような行為は、単に著作権法に抵触するだけでなく、元の投稿者との信頼関係を損なう原因にもなるので絶対にやめましょう。
インスタグラムでリポストできないときは
インスタグラムでリポストできないときは以下の事項を確認しましょう。
- 相手のアカウントが非公開設定になっている
- 投稿がストーリーズでのシェアを許可していない
- ハッシュタグが多い
- アプリの不具合
それぞれについて解説します。
相手のアカウントが非公開設定になっている
非公開アカウントの投稿はリポストできません。これは、プライバシー保護の観点から当然の制限です。リポストをする際は、対象のアカウントが公開設定になっているか確認することが重要です。
非公開アカウントの投稿をリポストしたい場合は、直接そのユーザーにコンタクトを取り、一時的に公開設定に変更してもらうか、別の方法でコンテンツの共有許可を得る必要があります。
投稿がストーリーズでのシェアを許可していない
ストーリーズでのシェア設定も確認が必要です。投稿者がストーリーズでの再シェアを許可していない場合、その投稿をストーリーズにリポストすることはできません。
こちらも個々のユーザーのプライバシー設定を尊重するインスタグラムの仕様です。
ハッシュタグが多い
ハッシュタグの使用にも注意が必要です。インスタグラムでは、1投稿あたり最大30個のハッシュタグが使用可能です。
しかし、リポスト時に元の投稿のハッシュタグをそのまま使用し、さらに独自のタグを追加すると、この上限を超える可能性があります。ハッシュタグが多すぎるとキャプションが消えてしまう場合があるので、適切な数に調整することが重要です。
アプリの不具合
外部のリポストアプリを使用する場合、アプリ自体の不具合が発生することもあります。このような場合は、しばらく時間を置いてから再度試すか、別のアプリを使用しましょう。
また、インスタグラム公式アプリの更新により、外部アプリの機能が一時的に使用できなくなることもあるので、常に最新の情報を確認することが大切です。
まとめ
本記事では、インスタグラムのリポスト機能について解説しました。インスタグラムのリポスト機能は、ユーザー間でコンテンツを共有し、エンゲージメントを高める便利な機能です。他のユーザーの投稿を自分のアカウントで再共有することで、コンテンツの幅を広げ、フォロワーとの関係を深めることができます。
ただし、リポストを行う際には注意点があります。必ず投稿主から許可を得ること、引用元を明記すること、リポストであることを明示すること、元の投稿を編集しないこと、そして商用利用を避けることが重要です。これらの点に気をつけながら、リポスト機能を適切に活用しましょう。
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