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確認日:2026年10月13日(Instagramの仕様や制度は、この日に公式の情報で確かめました)
Instagram(インスタ)を副業に使うなら、アカウントを他人に乗っ取られないように守ることも大切です。警察庁は、よくある相談として、SNSのパスワードを変えられてログインできなくなり、自分では投稿していないメッセージを書き込まれた例を挙げています。
この記事では、Instagramヘルプセンターと、総務省・警察庁・IPA(情報処理推進機構)の説明をもとに、乗っ取りを防ぐ設定と、乗っ取られたときの手順をまとめました。
※この記事は、Instagramの公式ヘルプや国・公的機関の資料をもとにまとめたもので、収入を約束するものではありません。アプリの画面や決まりは変わることがあるので、最新の情報は記事の最後にある公式ページで確かめてください。
3行でいうと
- IPAは、パスワードを「できるだけ長く」「複雑で」「使い回さない」ものにするようすすめています。
- 二段階認証は、Instagramが認識していないデバイス(スマホやパソコンなど)からのログインにコードを求める機能です。認証アプリ・SMS・WhatsAppから選び、バックアップコードも保存します。
- 乗っ取られたと思ったら、instagram.com/hacked とヘルプの手順を試し、ログイン履歴などの証拠を残して相談します(警察庁)。
この記事で話すこと
① パスワードを見直す
IPAは、不正ログイン(他人のIDとパスワードで勝手にログインすること)を防ぐため、パスワードを「できるだけ長く」、「複雑で」、「使い回さない」ものにするようすすめています。総務省と警察庁も、次のように説明しています。
- 長さと文字の種類:総務省は、理想的には「最低でも10文字以上」で、数字や記号、アルファベットの大文字・小文字が混ざっていることが好ましいとしています。警察庁も「パスワードの文字列は10文字以上にする」としています。
- 使い回さない:1つのサービスから漏れたIDとパスワードで、ほかのサービスへの不正ログインを試す手口があるためです(総務省)。覚えられないときは、パスワード管理アプリなどを使う方法があります(警察庁)。
総務省は、サービス側から流出した事実がないなら、パスワードを定期的に変更する必要はないとしています。一方、Instagramのヘルプは、数字・文字・特殊文字を「6文字以上」組み合わせてパスワードを作るよう案内し、「パスワードは定期的に変更しましょう」とも書いています。言い方がちがうので、この記事は総務省・警察庁の説明をもとにしています。
Instagramのヘルプは、メールのアカウントも守るよう書いています。メールにアクセスできる人は、Instagramにもアクセスできると思われるからです。
② 二段階認証を設定する
ヘルプ「二段階認証でMetaアカウントの安全を確保する」によると、二段階認証とは「認識されていないデバイスからログイン試行があった場合に、コードを要求することでアカウントを保護する機能」です。総務省は、パスワードなどの「知っているもの」、スマホなどの「持っているもの」、指紋や顔などの「本人自身に関するもの」のうち、2つ以上を組み合わせる認証を「多要素認証」と説明しています。
Instagramで選べる方法は、表の上の3つです。少なくとも1つを設定する必要があります。
| 方法 | しくみ | 出典 |
|---|---|---|
| 認証アプリ(推奨) | ログインコードを取得するための認証アプリを使う。1つのアカウントに複数のデバイスを関連付けられる。オンにできるのはAndroid用・iPhone用アプリからだけ | Instagramヘルプ |
| SMS(携帯電話のショートメッセージ) | 携帯電話番号にログインコードが送られる | Instagramヘルプ |
| WhatsApp(メッセージアプリ) | 先にSMSをオンにしてから、WhatsAppでもログインコードを受け取れるようにする | Instagramヘルプ |
| バックアップコード | スマホやメールアドレスが使えず、ログインコードを受け取れないときに使う | Instagramヘルプ |
アプリでの手順は次のとおりです。
- 右下にある[プロフィール]またはプロフィール写真をタップして、プロフィールに移動します。
- 右上の[メニュー]をタップします。
- [アカウントセンター]をタップしてから、[パスワードとセキュリティ]をタップします。
- [二段階認証]をタップし、アカウントを選択します。
- 追加するセキュリティ強化方法を選択し、画面の指示に沿って操作します。
バックアップコードは、4のあと[その他の方法]→[バックアップコード]とタップすると表示されます。ヘルプによると、ログインしていないとコードを見たり取り直したりできないので、コピーする、スクリーンショット(画面を画像として残すこと)を撮るなどして保存しておきます。
二段階認証でログインしたデバイスを「信頼できるデバイス」に登録すると、次からコードは要りません。ただし、公共・共有のデバイスでは[このデバイスを信頼する]をタップしないよう、ヘルプは注意しています。
③ ログインの記録を確かめる
ヘルプ「Instagramの最近のログインアクティビティを確認する」によると、最近ログインしたデバイスの一覧はいつでも確かめられます。アプリでは、プロフィール →右上の[メニュー] →[アカウントセンター] →[パスワードとセキュリティ] →[ログインの場所]と進みます。覚えのないログインがあれば、その場所またはデバイスからログアウトし、自分ではないことをInstagramに知らせます。ヘルプには、アカウントセンターのこの設定にアクセスできるのは現時点では一部の人のみで、うまくいかないときの別の手順もある、とあります。
④ フィッシングに気をつける
フィッシングとは、実在する会社やサービスを名乗る偽のメールやSMSで偽のサイトに誘い、IDやパスワードなどを盗む手口です(警察庁)。Instagramのヘルプは、フィッシングのメッセージには、指示に従わなければアカウントがブロックされたり削除されたりすると書かれている場合もある、と注意しています。
- Instagramを名乗る不審なメールやメッセージのリンクや添付ファイルは、クリックしない。パスワードやクレジットカード情報などの入力を求めるメッセージには返信しない(Instagramヘルプ)
- 送信元の名前やメールアドレスはなりすませるので、それだけで本物かどうかを判断するのは難しい。公式アプリやブックマークした公式サイトから確かめる(警察庁)
- 不審なメールは phish@instagram.com に報告できる(Instagramヘルプ)
偽のサイトにIDやパスワードを入れてしまったら、警察庁は、同じIDやパスワードを使っているすべてのサービスで、すぐにパスワードを変えるよう呼びかけています。
⑤ 乗っ取られたと思ったら
ヘルプは、第三者にアクセスされた場合や自分がログインできない場合は、ブラウザで https://www.instagram.com/hacked/ を開くよう案内しています。ヘルプ「Instagramプロフィールが不正アクセスされたと思われる場合」にある主な手順は、次のとおりです。アカウントの種類によってはできない手順もあります。
- security@mail.instagram.com からメールアドレスの変更を知らせるメールが届いていたら、メールの[アカウントの安全を確保]から元に戻す。
- 戻せないときは、ログイン画面の[パスワードを忘れた場合]から、メールアドレスか電話番号にログインリンクを送ってもらう。
- それでも戻せないときは、[パスワードをリセットできない場合]からセキュリティコードやサポートをリクエストする。本人確認では、自分の写真を登録していないアカウントは登録に使ったメールアドレスか電話番号とデバイスの種類を返信し、登録しているアカウントはさまざまな角度から自分を撮影したセルフィー動画を求められる。
ログインできる場合は、パスワードの変更、二段階認証の設定、電話番号とメールアドレスの確認、アカウントセンターで心当たりのないアカウントの削除、不審なサードパーティアプリ(Instagram以外の会社のアプリ)のアクセスの無効化をします。
警察庁は、不正アクセスの被害に遭ったら、サービスを提供する会社に連絡し、ログイン履歴が確認できればログイン画面を保存して証拠を残したうえで、最寄りの警察署やサイバー犯罪相談窓口に相談するよう呼びかけています。
次の点を見直しましょう。
- パスワードは10文字以上(総務省・警察庁の説明)で、ほかのサービスと使い回していない
- メールアカウントのパスワードも見直した
- 二段階認証をオンにした(クリエイターアカウントは、オフにしていないか確かめた)
- バックアップコードを保存した
- 共有のデバイスで[このデバイスを信頼する]をタップしていない
- ログインの場所に、覚えのないものがない
さいごに
乗っ取りを防ぐ基本は、使い回さない長いパスワードと二段階認証です。バックアップコードを保存し、ログインの記録も確かめましょう。不審なメッセージのリンクは開かず、乗っ取られたと思ったら、ヘルプの手順を試し、証拠を残して相談してください。
確かめた公式の情報(2026年10月13日)
- Instagramヘルプセンター「二段階認証でMetaアカウントの安全を確保する」
- Instagramヘルプセンター「Instagramでバックアップコードを使う方法」
- Instagramヘルプセンター「Instagramアカウントの安全を確保する」
- Instagramヘルプセンター「Instagramの最近のログインアクティビティを確認する」
- Instagramヘルプセンター「Instagramでフィッシングから身を守る」
- Instagramヘルプセンター「Instagramプロフィールが不正アクセスされたと思われる場合」
- IPA(情報処理推進機構)「不正ログイン対策特集ページ」
- 総務省 国民のためのサイバーセキュリティサイト「推測できる簡単なパスワードを利用しないようにしよう」
- 警察庁「基本的なセキュリティ対策」
- 警察庁「不正アクセス対策」
- 警察庁「フィッシング対策」
